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満州国


こんばんは河野です。

 

今回もやってまいりました、書籍紹介タイムです!

 

今回は鈴木貞美先生の満州国(交錯するナショナリズム)を御紹介します。

 

「かつて中国東北部に建てられた日本の傀儡国家・満州国。

 

 謎の多い国家に対して最新の研究と、当時の中国大陸における漢民族と満州族、日本の

 

 軍部と政治派閥それぞれの立場、満州国の存立基盤そのものである経済の実態、満州国内の

 

 新聞・文芸・映画などの活発な活動に光を当てることで詳細な全体像が明らかにされていく・・・。

 

 満州国とはいったいなんだったのだろうか?

 

 単なる植民地なのかそれとも多民族国家の独立国なのか?

 

 たった13年間で幕を閉じた国家にせまる!」

 

私が知っている満州国は戦前に軍主導で建てられ多くの人が移り住み

 

敗戦と同時に消えた植民地ということだけでした。

 

しかし、この本を読んでそれだけでなく独立国として特に経済に力を入れ

 

自力で国家を運営していたことを知りました。

 

学生時代に教わることのなかった満州国の実態を細かに表した書籍であると私は

 

思いました。

 

今回は以上です、ありがとうございました。

 

次週もよろしくお願いします。