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ウルトラ・ダラー


どうも河野です。

 

今週も書籍の紹介をさせて頂きます。

 

今回は手嶋龍一氏の「ウルトラ・ダラー」を紹介します。

 

「2002年、ダブリンで新種の偽百ドル札が発見された。 巧緻を極めた紙幣はウルトラ・ダラーと呼ばれることに

 

なり、英国情報部員スティーブン・ブラッドレーは大いなる謎を追い世界を駆けめぐる・・・。

 

ハイテク企業の罠、熾烈な諜報戦、そして日本外交の暗闇・・・。」

 

北の独裁国による偽札の製造と流布、それに巻き込まれる人々の葛藤や自らの生い立ちを引きずる

 

外務官僚の悲しき性に同情と憐れみを感じさせる作品です。

 

ストーリー事態は情報員スティーブンをメインに進めている形ですが、作中に登場する人たちの

 

立場や生い立ちにより巻き込まれていく様が特に印象的でした。

 

13年以上前の作品ですが実際に起きた事件を基に作られた話(フィクション)なので適度にリアリティーがあり

 

面白く仕立てられた作品だと感じました。

 

今回はこれで以上です。

 

次回はライトノベルを1作品紹介する予定です。 

 

よろしくお願いします。